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SUMITADA Vol. 3: Chapter 4, Chapter 5

SUMITADA Vol. 3: Chapter 4, Chapter 5

清涼院 流水(著)

英訳者:清涼院 流水

表紙デザイン: ターニャ

発売日:2022/02/04

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hatena

内容紹介

「伴天連」(バテレン)と呼ばれる南蛮人たちが説くデウス(神)の教えに魅せられた純忠は、大名として日本で初めて洗礼を受けた。かつて崇拝していた軍神・摩利支天(まりしてん)の像をただちに焼き払う純忠の苛烈な姿勢は、忠臣たちさえも当惑させるものだった。そんな中、海外から横瀬浦の港町に到着した新しい伴天連ルイス・フロイスと純忠は運命的な邂逅を果たし、人種や立場を超えて互いに心を通わせる。一方、純忠がついに先代領主の木像をも焼き払ったことで、暴走する主君への家臣団の不満は頂点に達しつつあった。

純忠は先祖を供養する伝統的な仏教儀式を否定し、僧侶に謝礼の金品を納める代わりに、キリシタンの慈愛の証しとして、貧しい領民たちに食事をふるまった。領内でキリシタンになることを希望する者たちが増え続けたことで、純忠は本拠地・大村に立派なエケレジア(教会)を建立することを計画する。ところが、その裏では、伴天連たちを殺害し、領主の純忠を暗殺する策謀が着実に進行していた。激しい雨が降りしきる夜半、純忠が暮らす大村館は謀反人たちに包囲され、火が放たれた。

「日本で最初にキリシタン大名になった男」大村純忠、その波乱万丈の人生を描く叙事詩の第三幕。

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